【入園直後に迷わない】プライオリティパスとプレミアアクセス、どっちが先?ディズニーランドで最初にやるべき行動4選

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子どもと一緒のディズニーランド、ワクワクの反面「何を優先すればいいのか」「時間をムダにしたくない」という不安は親御さんなら誰しも感じるところです。

ここでは、入園直後にすべき“迷わない4つの行動”を徹底解説します。具体的には、

  • 公式アプリのグループ設定
  • プライオリティパスの取得
  • 場合によってはプレミアアクセスの利用
  • スタンバイパス&ショー抽選対応

これらをスムーズに回すことで、「朝から笑顔」を作る家族体験が、確実に手に入ります。

プライオリティパスとプレミアアクセスの違いを整理

まずは、“プライオリティパス”と“プレミアアクセス”の違いを正しく理解するところから始めましょう。朝の行動設計において、どれを先に取得するかを決めるために必須の知識です。

無料 vs 有料/時間指定のあるなし

まず押さえたいのは料金と取得ルールです。

  • 無料のプライオリティパスは、取得順序で早い順に入場できる列の優先券です。取得は無料ですが、取得そのものに時間指定や保証はありません。
  • 有料のプレミアアクセスは、1回1,500~2,500円程度で「指定時間枠」を購入できる仕組みです。混雑次第ではこちらが有効な場合もあります。

対応アトラクションと使い分け

次に、「どんなアトラクションでどちらを使うべきか」の判断基準です。

  • プライオリティパス:定番人気アトラクション(例:ビッグサンダー・マウンテン、ホーンテッドマンションなど)に対応しています。
  • プレミアアクセス:最新や超人気アトラクション(例:美女と野獣“魔法のものがたり”、ベイマックスのハッピーライドなど)で、無料枠がすぐなくなる傾向にあります。

「誰に」「いつ」「どこで」使うべきか

最後に、家族構成や当日の混雑具合に応じた使い分けを意識しましょう。

  • プライオリティパス中心:未就学児&小学生のいる家族なら、無料で複数回動かすことができ、コストパフォーマンスと安心感の両面で有利。
  • プレミアアクセス活用:子どもがどうしても「これだけは乗りたい!」と強く希望する場合や、土日・祝日など混雑がピークに達する日は、賢い投資になります。

次章では、入園後にまず実行すべきアクション①「公式アプリへのグループ設定」について詳しく解説します。

朝イチにやるべき行動①―公式アプリ&グループを即セット

ディズニーランドでの快適な1日は、入園前から始まっています。

最初にすべきは「公式アプリの準備」と「グループ設定」です。これが済んでいないと、プライオリティパスやプレミアアクセス、スタンバイパスなどすべての導線が滞ります。

特に子ども連れのファミリーでは、行列で時間を取られたり、スマホ操作で手間取ったりすると、その場の空気が一気に崩れてしまうことも。

この章では、最初の3分で家族全員を“ディズニーのデジタル空間”に入れる方法をお伝えします。

アプリのダウンロードとグループ設定

まずはディズニー公式アプリを全員分のスマホにインストールしておくのがベストです。ただし、パス取得やショーのエントリーは代表者1人が管理してもOK。

  • アプリはiPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playから
  • 東京ディズニーリゾート・アプリの正式名称で検索

インストール後、ディズニーアカウントでログインし、「グループを作成」します。

グループには、同行者全員のチケット(QRコード)を読み取って登録することで、パス取得などの操作が一括で可能になります。

子どもチケットをグループと連携する手順

子どもがスマホを持っていない場合でも、チケットのQRコードさえあればOKです。

  • 紙のチケット、または事前購入したeチケットをプリントアウト
  • アプリの「グループ作成」画面から「チケットを読み取る」へ
  • 家族分すべてを登録すれば完了

この操作を済ませていないと、プライオリティパス取得時に子どもだけ別時間になるなどのトラブルが発生します。朝の5分、ここに全力を注ぎましょう。

グループ登録の注意点と裏技

以下は特に小学生以上の子どもがいる場合に役立つテクニックです。

  • 中学生以上なら本人のスマホにアプリを入れて「グループに参加」も可能
  • グループ登録が不安な場合は、前夜にシミュレーションしておく
  • 家族分のQRコードはスクショで保存し、すぐ呼び出せるように

準備が完了すれば、“行動の指示役”として親が全体をコントロールできる体制が整います。

次章では、グループ設定が完了したあとに最優先でやるべき行動②「プライオリティパス取得」について解説します。

入園直後②―まずプライオリティパスを取得

アプリの準備とグループ設定が完了したら、次にすべきは「プライオリティパスの取得」です。

このステップが朝イチの成否を分けます。なぜなら、プライオリティパスは“無料”でありながら“先着順”。人気アトラクションでは午前中に枠が埋まってしまうからです。

子どもとスムーズに楽しむには、この無料チケットをいかに早く・効果的に活用するかが鍵になります。

取得タイミングと狙うアトラクション選定

入園と同時にアプリでプライオリティパスが取得可能になります。

おすすめのタイミングは「入園直後0分台」。荷物検査やゲート通過を済ませたら、すぐその場で取得を行いましょう。

ファミリーにおすすめの対象アトラクションは以下です:

  • ビッグサンダー・マウンテン(小学生向けスリル枠)
  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(全世代)
  • ホーンテッドマンション(怖がりでなければ小学生もOK)
  • スプラッシュ・マウンテン(身長制限有、年長〜)

取得画面では、表示された時間帯を確認し、家族のペースに合う枠を選ぶのがポイントです。

プライオリティパスの取得ルールと「次の取得」タイミング

プライオリティパスには以下の取得ルールがあります:

  • 1回目の取得後、利用時間が来るか、または2時間経過すると次の取得が可能
  • つまり「9:00に取得」→「11:00に次のパス取得可能」という流れ

この「2時間ごとの戦略」を朝から組み立てておくと、3~4回のプライオリティパス取得が現実的に可能です。

子連れならではの取得時の工夫

子ども連れならではの利点と注意点もあります。

  • 一部のアトラクションでは「付き添い交代サービス」が利用可能
  • プライオリティパス取得後は、その時間までに軽食やショー観覧を入れるとスムーズ
  • 子どもが疲れる前にメインアトラクションを1つ終わらせるのが理想

なお、プライオリティパスの在庫が早く終了する日もあるため、朝の判断力が成功のカギです。

次章では、「もし無料のプライオリティパスが取れなかった」「人気アトラクションの時間が合わない」などの場合に活躍する選択肢――プレミアアクセスについて解説します。

入園直後③―迷ったらプレミアアクセスで目的確保

プライオリティパスが満枠だったり、希望の時間帯が合わなかった場合、次の一手として「プレミアアクセス」の活用が非常に有効です。

プレミアアクセスとは、“指定された時間に優先入場できる有料チケット”。1回につき1人1,500~2,500円程度かかりますが、家族全体のスムーズな体験と時間の節約には十分に価値があります。

狙うべきシチュエーション

プレミアアクセスを使うべき具体的な状況は以下の通りです:

  • 無料のプライオリティパスがすでに終了、または希望の時間枠が残っていない
  • 子どもが強く希望しているアトラクションがある(例:美女と野獣)
  • 雨や猛暑などで屋内アトラクションに早く入りたい

特に小さな子どもが待ち時間に不機嫌になるリスクを回避できる点で、“ストレスのない旅の保険”として活躍します。

購入できるアトラクションと価格帯

プレミアアクセス対応アトラクション(ディズニーランド)

  • 美女と野獣“魔法のものがたり”
  • ベイマックスのハッピーライド
  • スプラッシュ・マウンテン(混雑日)

価格は1人あたり1,500~2,500円。日によって変動するため、当日のアプリ内で確認しましょう。

プレミアアクセスの購入手順(アプリ上)

アプリからの購入方法は以下の通りです:

  1. ホーム画面の「プレミアアクセス」バナーをタップ
  2. 希望のアトラクションを選択
  3. 参加人数と希望時間帯を選ぶ
  4. 登録済みの決済方法で購入(クレジットカードが必要)

購入後はキャンセル・時間変更不可のため、時間帯と家族の体力バランスをよく見極めて決断することが大切です。

子連れにおすすめの活用パターン

以下のようなケースでの活用が効果的です:

  • ベイマックスだけは乗せてあげたい → 早めの時間帯を指定して購入
  • 午後からショー観覧やパレードに集中したい → 午前中のうちに消化できる時間帯を確保
  • 天候が悪く、なるべく屋内でスムーズに楽しみたい → 美女と野獣に集中投資

“高いから使わない”のではなく、“一番価値のある時間に使う”という発想で選びましょう。

次章では、最後のステップ「スタンバイパスとショー抽選(エントリー受付)」について詳しく解説します。

入園直後④―スタンバイパス&ショー入場管理に対応

朝の行動設計において、プライオリティパスやプレミアアクセスだけでなく、「スタンバイパス」と「エントリー受付(ショー抽選)」も欠かせない2大要素です。

これらはすべて、アプリ内で時間・入場枠を事前取得する必要があり、混雑日にはすぐに枠が埋まる傾向があります。

この章では、家族での回遊に無理なく組み込む方法を解説します。

スタンバイパスとは何か&取得タイミング

スタンバイパスは、特定のアトラクションや施設に“並ぶ権利”を取得する整理券のようなものです。

対象施設は日によって変動しますが、主に以下のようなケースで使われます:

  • 一部の人気アトラクション(例:トゥーンタウンのキャラクターグリーティング)
  • 混雑する大型ショップ(例:グランドエンポーリアム)
  • 一部レストランやフード施設

スタンバイパスがないと「入場自体ができない」施設もあるため、事前確認が重要です。

取得手順と家族向けアドバイス

スタンバイパスはアプリ内から次のように取得します:

  1. ホーム画面の「プラン」→「スタンバイパス取得」へ
  2. 対象施設を選択
  3. 表示された時間枠から選択し、人数を確認
  4. グループ全員分の枠が一括で発行される

早朝はスタンバイパスの発行が不要な場合もありますが、10時〜11時台以降は必須になるケースが多いため、先手を打ちましょう。

エントリー受付(ショー抽選)の仕組み

エントリー受付は、一部のステージショーやキャラクターグリーティングの“抽選制入場”です。

対象ショーの例:

  • クラブマウスビート
  • ミッキーのマジカルミュージックワールド(ランド)
  • ミニーのスタイルスタジオ(グリーティング)

当選確率を上げるテクニックと注意点

完全に運ではありますが、以下のような工夫が“感覚的には”当たりやすい傾向があります:

  • 朝イチのエントリーより、10時前後の「やや遅め時間帯」が穴場
  • 当選後のキャンセルはできないため、次の予定と重複しないよう注意
  • スマホの通信が不安定な場所では操作を避け、空いている場所で行う

当選すれば、家族で静かな時間を確保できるうえ、ディズニーの“感動の舞台”を堪能できる貴重な体験になります。

次は最終章として、「迷わず動ける朝イチ4ステップ」を振り返り、モデルスケジュールと共にまとめていきます。

朝イチ4ステップで“迷いゼロ”の回遊設計へ

ここまでご紹介してきたように、子ども連れのディズニーランドにおいて入園直後の行動は、その1日全体の“空気”を決めるほど重要です。

迷いや後悔をなくすために、ぜひ以下の4ステップを朝のルーティンとして定着させましょう。

✅ 朝イチの行動4ステップ

  • STEP1:公式アプリ&グループを即セット
    → チケットを家族分登録し、全体の動きに一体感を
  • STEP2:プライオリティパスを0分台で取得
    → 混雑を避け、無料で人気アトラクションを回す起点
  • STEP3:状況に応じてプレミアアクセスを購入
    → 子どもとのストレス回避と目的達成の保険
  • STEP4:スタンバイパス&ショー抽選にエントリー
    → 午後の行動をスムーズにする布石

🎯 モデルスケジュール(家族4人・未就学児+小学生)

7:15 ホテル出発/アプリ最終チェック
7:50 ゲート到着・並ぶ
8:00 開園/グループ設定と同時にプライオリティパス取得
8:10 プレミアアクセス検討(必要に応じて購入)
8:15 スタンバイパス&ショー抽選に参加

この一連の流れを“迷わず実行”できれば、その後の時間はどこまでも穏やかで、子どもも親も「ディズニーの魔法」を自然に受け取ることができます。

💡 最後に:朝の10分が、午後の幸せを作る

ディズニーランドにはたくさんの楽しみがありますが、“何を捨てて、何を取るか”の判断こそが、家族旅行の成功体験に直結します。

この4ステップさえ押さえれば、当日の天候や混雑状況に左右されず、自分たちのペースで楽しめる1日が手に入ります

「今日はちゃんと楽しめたね」。その一言のために、朝イチの設計を、家族でシミュレーションしておきましょう。