雨の日ディズニーランドでも全アトラクション制覇できる最強ルート

おすすめルートと時間の使い方

「雨の日のディズニーランドって、やっぱり損なのかな?」
そんな不安を抱えて検索している方へ、この記事では真逆の答えをお届けします。

実は、雨の日こそ“全部乗れる”可能性が高まることをご存知でしょうか?
もちろん傘が必要だったり、地面が濡れていたり、快適とは言い難い面もあります。でも──

屋内アトラクション中心のルートや、雨で人が減る夜のチャンスタイムを活用すれば、
むしろ「晴れの日よりも快適に、空いている状態で、ほぼすべてを制覇する」ことができるのです。

本記事では、小学生連れの家族を想定し、雨でも全アトラクションに乗れるように設計された“最強ルート”をお届けします。
プレミアアクセス・スタンバイパス・回転率の高い乗り物の選び方まで、現地経験と混雑傾向をもとに、時間帯別に完全ナビゲートします。

「雨でも大丈夫だったね」ではなく、「雨だったから最高だったね」と言える1日を一緒にデザインしていきましょう。

  1. 1. 雨の日ディズニーの攻略ポイントと注意点
    1. 運営停止になるアトラクションを把握しておく
    2. 雨を防ぐ移動ルートを覚える
    3. 装備は「両手フリー&コンパクト」を意識
    4. 実は“空く時間帯”が増えるのが雨の強み
    5. まとめ:雨ディズニーの勝ちパターンは「知識と準備」
  2. 2. 朝(開園〜10:30):雨でも動ける“屋内スタートダッシュ”
    1. 最初にアプリで「2つのパス」を取る
    2. 屋内系の高速回収ルート(東エリア)
    3. スタートダッシュのルート例
    4. 朝の移動は「靴の防水×レインコート」で差が出る
    5. この時間帯の目標:5つ前後+パス取得2つ
  3. 3. 昼(11:00〜14:00):屋根ルートで移動+レストラン避難
    1. 11:00〜12:00:スタンバイパスで屋内系を回収
    2. 12:00〜13:00:雨の日こそ“予約済みレストラン”が大正解
    3. 13:00〜14:00:ファンタジーランド再攻勢 or パス活用
    4. 昼の時間帯の目標:3〜5アトラクション+食事休憩
  4. 4. 午後(14:00〜17:00):回転系とトゥーンは“雨の隙を突いて”制覇
    1. ファンタジーランドで“回転系”を一気に回収
    2. トゥーンタウンは“雨の弱まり”を逃さず制覇
    3. ガジェットのゴーコースターは“周回”できる神アトラクション!
    4. 午後の時間帯の目標:5〜7個+テンション復帰
  5. 5. 夜(17:00〜閉園):雨で空くアトラクションを狙い撃ち
    1. 17:00〜18:30:リピート乗車と空きアトラクション回収
    2. 18:30〜20:00:パレード裏時間を最大活用
    3. 20:00〜閉園:おみやげ購入と記念タイムで締め
  6. まとめ:雨の日こそ、ディズニーランドで最強の1日になる
    1. 📝記事内容の簡易表:雨でも全部乗れる!時間別ルートまとめ

1. 雨の日ディズニーの攻略ポイントと注意点

雨の日ディズニーランドは“難易度が高い”と思われがちですが、実はポイントを押さえれば晴れより効率的に回れる日でもあります。

ただし注意すべき点も確かに存在します。まずは、雨の日に知っておくべき前提条件と、避けたい行動から整理しておきましょう。

運営停止になるアトラクションを把握しておく

  • 蒸気船マークトウェイン号/ウエスタンリバー鉄道など、屋外を走る乗り物系
  • カヌー探検、トムソーヤ島いかだなど、川系アクティビティ
  • 一部のキャッスルショー・パレードが中止または短縮運営に

これらは“雨の日は基本的にカウントしない方が良い”アトラクションです。全制覇を目指す場合も、屋内と回転率重視でルートを設計します。

雨を防ぐ移動ルートを覚える

  • ワールドバザール〜トゥモローランド:屋根の下だけで移動可
  • トゥモローランド〜ファンタジーランド:短距離で移動できる回廊的動線
  • トゥーンタウン〜クリッターカントリー:傘必須/雨が弱まったら一気に

特にベビーカー利用や小学生連れの家族は「傘なしで動けるエリア」を起点に攻めることで、疲労やトラブルを最小限に抑えられます。

装備は「両手フリー&コンパクト」を意識

  • 傘よりレインコート+キャップ or 帽子が動きやすい
  • リュック型バッグで両手を空ける(荷物も最小限に)
  • 子どもには防水シューズか長靴+着替えの靴下

とくに子どもが靴下まで濡れるとテンションが一気に下がります。「足元の防水対策」は想像以上に重要です。

実は“空く時間帯”が増えるのが雨の強み

雨の日はパークの滞在者数が減りやすく、夜になるほどスタンバイ列が短縮される傾向にあります。

つまり、“朝の集中攻略+昼の休憩+夜の再攻勢”という、波のある設計が非常にハマるのです。

まとめ:雨ディズニーの勝ちパターンは「知識と準備」

「濡れないルートを選ぶ」「閉じた空間を攻略する」「装備でストレスを減らす」この3点さえ押さえれば、雨の日でも快適に回れます。

次の章からは時間帯別に、「雨の日でも全部回れる順番」をご案内します。

2. 朝(開園〜10:30):雨でも動ける“屋内スタートダッシュ”

ディズニーランドで最も大切な時間、それが開園から90分間。
雨の日も例外ではなく、むしろこの時間に動けるかどうかが「雨でも全部乗れるか」の勝敗を分けます。

ここでは屋内アトラクションに絞ったスタートダッシュを組み、濡れずに&並ばずに複数制覇するルートを紹介します。

最初にアプリで「2つのパス」を取る

  • 美女と野獣“魔法のものがたり”:プレミアアクセス(PA)
  • ベイマックスのハッピーライド:スタンバイパス(SP)

この2つは雨でも体験できる屋内アトラクション。どちらも朝のうちにアプリで確保しておきましょう。

屋内系の高速回収ルート(東エリア)

  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(屋内/ゲーム性あり)
  • モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”(屋内+スタンバイorSP)
  • スペース・マウンテン(雨でも運行/絶叫系)

この3つはすべてトゥモローランド内&屋根の下で完結
さらに、時間帯によってはスタンバイ20分前後で乗れる可能性もあります。

スタートダッシュのルート例

  1. 入園直後:PA(美女と野獣)&SP(ベイマックス)取得
  2. そのままモンスターズ・インク → バズ → スペースの順に攻める
  3. 時間が余ればフィルハーマジック or スモールワールドへ移動(どちらも屋内)

屋根付きのエリア内で3〜5アトラクション制覇+パス取得まで完了できれば、この先の展開が圧倒的にラクになります。

朝の移動は「靴の防水×レインコート」で差が出る

  • レインブーツ or 防水スニーカーでストレス軽減
  • 手持ち傘よりレインコート+帽子が小回り◎
  • エントランスからトゥモローランドは屋根が続く回廊として活用可

この時間帯の目標:5つ前後+パス取得2つ

雨の日の開園90分は、「動ける人が少ない=スタンバイ短縮」という大チャンス。

この時間に動ければ、全アトラクション制覇は現実的になります。

3. 昼(11:00〜14:00):屋根ルートで移動+レストラン避難

昼の時間帯は、ディズニーランドでもっとも混雑する時間です。

そして雨の日は傘をさしたゲストで歩道の通行効率が下がるため、より一層“疲れやすくなる時間帯”でもあります。

この時間をうまく乗り切るには、「濡れずに移動できるルート」+「ゆっくり座れる屋内レストラン」の確保が鍵になります。

11:00〜12:00:スタンバイパスで屋内系を回収

  • フィルハーマジック(高回転・全世代向け)
  • ホーンテッドマンション(やや暗め/怖がりな子は注意)
  • イッツ・ア・スモールワールド(雨の日でも安心&癒し系)

このあたりは屋根付きルートでファンタジーランド方面に進む動線と相性が良く、休憩的に使えるアトラクションです。

12:00〜13:00:雨の日こそ“予約済みレストラン”が大正解

  • クイーン・オブ・ハートのバンケットホール(屋内/子ども人気◎)
  • プラザパビリオン・レストラン(ゆったり&屋根付きエリア)
  • ハングリーベア・レストラン(ボリューム系/カレー人気)

予約(プライオリティ・シーティング)を活用すれば、雨の中で空席を探し回るストレスから解放されます。

特に子連れファミリーはここで最低30分〜45分休むことを意識して組み立てましょう。

13:00〜14:00:ファンタジーランド再攻勢 or パス活用

  • 前述の美女と野獣、ベイマックスのPA/SP消化タイム
  • 再度、回転率の高いアトラクション(バズ、フィルハー)へ
  • リアルタイムの混雑状況で柔軟に組み替え

この時間は疲れやすくなってきた子どもへのフォローも重要です。

「どれが楽しかった?もう一回乗ってみる?」などの声かけで、午後へのモチベーションが戻ってきます。

昼の時間帯の目標:3〜5アトラクション+食事休憩

「屋根下でどこまで動けるか」を意識しながら、数だけでなく“体力温存”と“気持ちのリフレッシュ”を両立させていきましょう。

4. 午後(14:00〜17:00):回転系とトゥーンは“雨の隙を突いて”制覇

午後は体力もテンションも中だるみしやすい時間
さらに雨が続くと、移動や待機のストレスが増え、思ったように動けなくなることもあります。

この時間帯は、“疲れずに数を稼げる”アトラクションと、“雨が弱まった瞬間を逃さない判断”が成功の鍵になります。

ファンタジーランドで“回転系”を一気に回収

  • キャッスルカルーセル(屋根あり/癒し系)
  • アリスのティーパーティー(回転系/室内待機あり)
  • ピノキオの冒険旅行/白雪姫と七人のこびと(短時間・回転率◎)

このあたりは屋根付きのアトラクションが多く、多少の雨なら問題なし
また、回転率が高いため待ち時間も短く、数を稼ぐにはうってつけのゾーンです。

トゥーンタウンは“雨の弱まり”を逃さず制覇

  • ロジャーラビットのカートゥーンスピン(屋内/映像演出多め)
  • グーフィーのペイント&プレイハウス(インタラクティブ型)
  • ミニーの家・ミッキーの家(雨で並ぶ場合は時間短縮)

このゾーンはほぼすべてが屋外導線+並び列も屋根が少ないため、雨が弱まったタイミングを見て一気に回るのが正解です。

ガジェットのゴーコースターは“周回”できる神アトラクション!

  • 1周50秒&待ち時間15分前後で周回向き
  • 子どもが「もう一回!」となる高確率アトラクション
  • 雨が止んだ時間帯なら2〜3周連続搭乗も現実的

「雨がやんだ!」と気づいたら、すぐトゥーンタウンへ動ける柔軟さが午後の鍵です。

午後の時間帯の目標:5〜7個+テンション復帰

「たくさん乗ったね」より「まだ元気だね」が重要な時間帯。

疲れが出てきたら、シアター型アトラクションや屋根のある休憩エリアを活用してリズムを整えましょう。

5. 夜(17:00〜閉園):雨で空くアトラクションを狙い撃ち

雨の夜は、ディズニーランドが“最も空く時間帯”のひとつです。
傘を持つ疲労、子どもの体力低下、夕食を終えたあとに帰宅するゲストが一気に増えるため、18時以降はアトラクションの待ち時間がぐっと短くなります。

この時間帯を使いこなせば、昼に乗れなかったアトラクションの“回収”+お気に入りの“再乗”が可能になります。

17:00〜18:30:リピート乗車と空きアトラクション回収

  • イッツ・ア・スモールワールド(照明演出で幻想的)
  • フィルハーマジック/ホーンテッドマンション
  • スターツアーズ/モンスターズ・インク(10分台に縮むことも)

「もう一回乗りたい!」の声に応えやすく、記憶に残る夜のディズニー体験が叶います。

18:30〜20:00:パレード裏時間を最大活用

  • 美女と野獣“魔法のものがたり”再訪(PAがあれば再挑戦)
  • ベイマックスのハッピーライド(雨でも稼働)
  • 周辺エリアの混雑減少により、トゥモローランドが空く傾向

この時間帯は、人気アトラクションでもスタンバイが短くなる“穴場”です。
パレードを見るかどうかは、「制覇優先」か「映像体験重視」かで判断しましょう。

20:00〜閉園:おみやげ購入と記念タイムで締め

  • ワールドバザールで20:15までにおみやげ購入
  • アーケード下で雨を気にせず記念撮影
  • 混雑を避けるなら閉園15分前にアウトする選択肢

「今日は全部乗ったね」と言いながら帰路につける1日は、子どもの心に強く残る“雨ディズニーの成功体験”になります。

まとめ:雨の日こそ、ディズニーランドで最強の1日になる

「雨だから楽しめない」は、もう過去の話。
東京ディズニーランドには、“雨の日にこそ動ける工夫”と“空き時間を最大化できる構造”が詰まっています。

本記事でご紹介したルートは、屋内アトラクションを軸に、雨に濡れにくい動線・装備・時間帯を組み合わせた“雨専用の最適解”です。

とくに小学生連れの家族にとっては、体力・テンション・待ち時間のすべてが雨によって調整しやすくなる面もあります。

「雨でもよかったね」ではなく、「雨だったから最高だったね」と言える1日を、一緒に体験してみませんか?


📝記事内容の簡易表:雨でも全部乗れる!時間別ルートまとめ

時間帯 行動のポイント
開園〜10:30 屋内系アトラクションを集中攻略+PA・SP取得
11:00〜14:00 濡れずに移動→レストラン避難→屋内アトラクション回収
14:00〜17:00 回転系&トゥーンを「雨の隙」で一気に制覇
17:00〜閉園 空きアトラクション狙い撃ち+夜の再乗+感動の締め

雨を理由に諦めるのではなく、雨を活かす。
そんな一歩先のディズニーランド攻略で、家族の成功体験を作っていきましょう。