「子連れでディズニーに行くけど、何を持っていけばいいの?」
そんな悩みを抱えるママ・パパへ。
本記事では、ベビーカーを持参する前提で、ディズニー旅行の持ち物リストを完全網羅。
赤ちゃん連れはもちろん、4〜6歳の“もうお昼寝は卒業”な年齢でも、「あってよかった」がたくさんあります。
読めば、自分の家族に必要なもの・そうでないものが自然と見えてきます。
準備の不安がスッと解消し、当日は思い切り楽しむだけの状態に。
それでは、持ち物チェックをはじめましょう。
ベビーカーを使う前提で考える|レンタルとの違い
まず大前提として、赤ちゃん連れでなくてもベビーカーは持って行くのがおすすめです。
4〜6歳の子どもでも、ディズニーの広さに疲れて「ちょっと乗りたい」となる場面は多々。
また、荷物を掛けられるだけでも親の負担は激減します。
ただし、持参が難しい場合にはディズニーリゾートのレンタルも検討可能です。
ディズニー公式レンタルベビーカーの基本情報
- 種類:フード付きB型(リクライニング機能付き)
- 料金:1,000円/1日
- 貸出場所:各エントランス付近
ただし、付属品(フックやドリンクホルダー等)は一切ついていません。
そのため、レンタルを選ぶ方は、次の項目を参考に必要なパーツをしっかり持参しましょう。
ベビーカーにセットすべき便利グッズ
ベビーカーを最大限活用するためには、ちょっとしたアイテムを追加するだけで快適度がグッと向上します。
特に荷物の多い子連れディズニーでは、「ベビーカー=収納と休憩の移動基地」として大活躍。
以下のアイテムは、すべて現地で「持ってきてよかった」と実感できるものばかりです。
① ベビーカー用フック
バッグやお土産袋をかけるのに便利。耐荷重が高く、着脱が簡単なタイプを選ぶのがポイント。
② ドリンクホルダー(スマホ置き対応)
ペットボトルやマグのほか、スマホやチケットホルダーも置けるタイプが便利。
子どもの飲みかけを倒さず収納でき、親の手ぶら時間を生み出します。
③ ベビーカーステップ(兄弟姉妹がいる家庭向け)
ベビーカーの後ろに装着して、上の子が立って移動できるステップ。
混雑時でも一緒に動けて、「もう歩きたくない」のイライラを回避できます。
④ ベビーカー用レインカバー
曇り予報や雨マークがある日は必須。子どもを濡らさず、荷物の水濡れも防げます。
フード付きのタイプを選ぶと安心です。
⑤ 日傘スタンド
ベビーカーの持ち手部分に装着し、ママが両手を空けたまま日傘を使える救世主アイテム。
とくに夏の日差し対策には必須です。
パパが持つべきバッグと中身
ディズニー旅行では、家族それぞれが荷物を分担するのが鉄則。
パパには、「機動力」と「緊急対応力」を意識した中身を任せるのがおすすめです。
斜めがけタイプやリュックを活用して、動きやすく準備しましょう。
① スマホ&モバイルバッテリー
チケット、アトラクションの待ち時間確認、ショー抽選など、スマホは必需品。
1日中アプリを使うため、モバイルバッテリーは必須です。
② チケット・身分証明
パークチケットはアプリ連携が基本ですが、念のため紙チケットやスクショのバックアップもあると安心。
障がい者割引などを利用する場合は本人確認書類も忘れずに。
③ タオル・ティッシュ・ウェットティッシュ
汗拭き、汚れ対応、トイレ後など、あらゆるシーンで必要。
子どもの鼻水・口元拭きにも頻繁に使うため、最低1セットずつ携帯しておきましょう。
④ 絆創膏・常備薬
靴擦れや転倒、腹痛に備えて。
子ども用の解熱剤や貼るカイロなども必要に応じて準備を。
⑤ 晴雨兼用傘・ゴミ袋
急な雨・日差し対応に、軽量の折りたたみ傘を。
ゴミ袋は濡れたものの保管、おむつ、予備の着替え入れにも使えます。
⑥ おやつ・水筒・おむつ1枚
列に並んでいる時に役立つ子ども用お菓子。
予備のおむつ1枚も、急なトラブルに安心です。
ママのマザーズバッグに入れるもの
子どものケア・食事・衛生グッズはママのマザーズバッグが本拠地。
必要なのは「不測の事態」に対応できるアイテムと、「これがあると助かる」が詰まった準備です。
ポイントは嵩張らず、軽くて、すぐ取り出せる収納設計。
① おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
おむつは枚数に余裕を持たせて(2〜3枚が目安)。
おしりふきは食事やレジャー後の手拭きにも活用できます。
シートはパークのトイレが混んでいる時に大活躍。
② 離乳食・おやつ・ミルク類
月齢に応じて準備。
園内でも買えますが、いつもの味と分かっているものが安心です。
③ ストローキャップ・子ども用エプロン・手口ふき
自販機のペットボトルを安全に飲ませるにはストローキャップが便利。
エプロンは使い捨てタイプでもOK。服の汚れ防止に欠かせません。
④ フードカッター(トングタイプがおすすめ)
カレーの具やチキンなど、細かくカットして食べさせるのに重宝します。
ハサミタイプは手荷物検査でNGの場合があるので注意。
⑤ ジップロック・ゴミ袋(複数枚)
ポップコーンの残り、配布ステッカー、濡れた衣類の一時保管にも。
サイズ違いで用意すると便利です。
⑥ 小さめバスタオル・上着
夏でも屋内施設や夜のショー観賞時は冷えます。
バスタオルはひざ掛け、敷物、ブランケット代わりにもなり万能です。
⑦ エコバッグ・ペットボトル
お土産袋は現在有料のため、マイバッグが大活躍。
飲み物は園内でも買えますが、重くない程度に事前準備しておくと安心です。
⑧ レジャーシート・着替え・帽子・レインコート
パレードやショー待ちで使うレジャーシート。
水濡れや食べこぼしで着替えは必須。
帽子とレインコートは晴雨両対応で、体調維持に直結する持ち物です。
あると超便利だった+αアイテム
ここでは、実際に持って行った家庭から「これは助かった!」という声が多かったアイテムを紹介します。
絶対に必要ではないけれど、あれば確実に快適になる、そんなプラスワン装備たちです。
① ハンディ扇風機・ネッククーラー(夏)
猛暑日のパレード待ちやアトラクション列に並んでいる間に活躍。
ネッククーラーは両手が空くため、ベビーカーを押しながらでも涼をとれる優れもの。
② 保冷バッグ・保冷剤・塩分補給タブレット(夏)
冷たいお茶やフルーツ、冷えたおやつなどをキープ。
熱中症予防としての役割も大きいです。
③ ブランケット・ベビーカークリップ・カイロ(冬)
冷え込みが強い冬のパレード待ちや、夜のショー時に重宝。
クリップがあると、ベビーカーにブランケットを固定できて便利です。
④ 光るブレスレット(夜の目印に)
夜間の混雑で、子どもやベビーカーがどこにいるか分からなくなるのを防止。
100均やAmazonで手軽に手に入るので事前準備が◎。
⑤ クロックス・サンダル系(脱ぎ履きしやすい靴)
濡れるアトラクションや雨の日には快適。
特に夏は通気性と軽さが大きなメリットです。
⑥ ポップコーンケース(過去購入分を持参)
以前買ったバケットを再利用すれば、中身だけ600円で詰め替え可能。
節約と環境にも優しいアイデアです。
⑦ サイン帳&サインペン(キャラグリ目的の方)
キャラクターと出会えたらすぐに差し出せるよう、常にバッグにIN。
ディズニーの魔法を持ち帰るアイテムとしても人気です。
⑧ 初見のおもちゃ(100均などで事前購入)
行列中のぐずり対策に。
“新しさ”が子どもの集中力を引き出します。
⑨ グスケット・ヒップシート
ベビーカーNGエリアや階段が多い場所での一時的な抱っこに便利。
パレード待ちや園内バス乗車時にも重宝します。
⑩ 折りたたみ座布団
パレードやショーを地面に座って見る時、お尻の痛みを軽減。
コンパクトに畳めるタイプが荷物にならずおすすめです。
まとめ|持ち物選びは「家族の動き方」から逆算を
子連れディズニーの持ち物準備で迷ったら、まず「わが家が当日どう動くか」をイメージしてみてください。
「何時に着くか」「誰がどのバッグを持つか」「子どもは寝るのか」「天気はどうか」——
このような要素を先に描いておくと、持ち物の優先順位が自然と決まります。
そして、ベビーカー持参の最大のメリットは、荷物を載せられて休憩場所にもなる万能性。
レンタルも便利ですが、フックやカバーなどの装備が必要な点は要注意です。
子どもの年齢や体力、お昼寝の有無によっても装備は変わります。
“うちの子にとって快適か”を基準に調整してあげてください。
「これはいらなかったな」も経験。
でもそれがあるからこそ、「これは次も持っていこう」が見つかります。
この記事が、そんな発見のきっかけになりますように。
気候別便利アイテム | 夏:扇風機・保冷剤/冬:カイロ・ブランケット |
家族別の持ち物 | パパ:貴重品・スマホ/ママ:食事・ケア用品/子ども:リュック分担 |
ベビーカーの利便性 | 荷物がけ・休憩・寝かしつけ・移動の楽さに貢献 |