2025年から2026年にかけて、東京ディズニーリゾートでは一年を通して多彩なイベントが開催されます。
「春に行くか、夏休みに合わせるか」「冬のクリスマスを狙うか」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年3月から2026年2月までの年間イベントスケジュールを、東京ディズニーランド(TDL)・東京ディズニーシー(TDS)の両パークにわたって徹底解説します。
「いつ・どこで・何が楽しめるか」だけでなく、混雑や天候、子どもの年齢を考慮した“家族に最適な時期選び”まで掘り下げてお届けします。
また、各イベントで注目の限定グッズやフード、撮影スポットなども盛り込んでいるため、計画段階からイメージが膨らみやすくなるはずです。
「次の家族旅行、いつにする?」と迷ったときに、この記事が“ディズニーをもっと楽しむためのヒント”になれば幸いです。
それでは、2025年〜2026年のディズニー年間イベントを一気に見ていきましょう。
年間スケジュール早見表|2025年〜2026年、TDRイベント一覧
東京ディズニーリゾートでは、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。
ここでは、2025年3月から2026年2月までのイベントを月別に整理し、どの月に何が行われているかがひと目でわかるようまとめました。
パーク計画の初期段階で「行きたい時期」を見つけるための参考としてご活用ください。
月 | 主なイベント(予定) | 特徴 |
3月 | スプリングイベント準備/春休み直前 | 卒園卒業グッズ登場 |
4月 | イースター(仮)/春グルメ | 学生や新社会人来園が増加 |
5月 | GWスペシャルプログラム | 混雑ピーク/家族向け企画多め |
6月 | 梅雨対策演出/ダッフィー装飾 | 雨でも楽しめる室内スポットに注目 |
7月 | サマー・クールオフ at TDR | びしょ濡れ必至の夏祭り演出 |
8月 | 夏休みピーク/夜ショー強化 | ナイトショーと冷感グッズが人気 |
9月 | ディズニーハロウィーン開始 | 仮装解禁/ヴィランズ演出復活 |
10月 | ハロウィーン本番 | 全世代が楽しめる秋の本命企画 |
11月 | クリスマスイベント開始 | 温かみあるショー・イルミネーション |
12月 | クリスマス本番/年末演出 | フォトスポット・ギフト充実 |
1月 | お正月イベント | 和装ミッキー登場/干支グッズあり |
2月 | バレンタイン・春前準備 | チョコ系グルメ・カップル層増加 |
7月と10月は特に演出が派手で、ショー内容も“本気モード”になるため、初来園のご家庭にも人気です。
一方、6月・2月は比較的空いている傾向にあるため、小さな子ども連れにはおすすめの穴場月です。
次の章では、それぞれの季節にどんな楽しみ方ができるかを詳しくご紹介していきます。
ランド&シー別「イベント×施設」の相性徹底ガイド
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、同じ時期でも開催されるイベントの内容や雰囲気が大きく異なります。
どちらに行くか迷っている方に向けて、「イベント」と「施設(アトラクション・エリア)」の相性を軸に、それぞれの魅力と選び方を解説します。
・東京ディズニーランド:パレード演出と混雑傾向
ランドはパレード中心の演出が特徴です。季節ごとにテーマを変えた日中・夜間パレードが展開され、キャラクターとの“目線の近さ”が魅力。
とくにハロウィーン・クリスマスシーズンは演出が豪華で、ベビーカーや小さな子どもでも見やすい場所取りが可能です。
一方、人気イベント時はワールドバザール周辺が非常に混雑するため、早めの移動と休憩場所の確保がポイントになります。
・東京ディズニーシー:水上ショー+ファンタジースプリングス活用法
シーは「水×光×音楽」のショーが多く、2025年以降もメディテレーニアンハーバーを舞台とした夜の演出が注目されています。
また、2024年に誕生した新エリア「ファンタジースプリングス」は、混雑ピークが継続見込みです。
夏イベントと重なる場合、「朝イチでファンタジースプリングス→午後は水演出鑑賞」というルートが王道になります。
TDSのショーは立ち見が基本なので、抱っこ・抱き上げできる年齢のお子様連れに最適です。
・イベント別に「ランド向き」「シー向き」を分類解説
イベント | おすすめパーク | 理由 |
イースター | ランド | パレード&タマゴ探し |
サマー・クールオフ | シー | 水上演出の迫力 |
ハロウィーン | ランド | 仮装パレードが圧巻 |
クリスマス | シー | ナイトショーと音楽演出 |
お正月 | ランド | 干支パレードと装飾 |
・両方行きたい人向け2デープランの年間ベストタイミング
2日間で両パークを回る場合は、「混雑が分散されやすい月」を選ぶと快適に過ごせます。
- おすすめ:5月第2週〜第3週/11月前半(イベント期とイベントの谷間)
- 朝は開園と同時に目的エリアへ直行
- 1日目:ランド → 2日目:シー(宿泊込み)などのパターンが人気
ホテル宿泊者向けのアーリーエントリー特典も活用すれば、さらに有利に楽しめます。
【季節別】注目の限定演出&人気グッズ・フード情報
東京ディズニーリゾートの魅力の一つは、季節ごとの限定演出やグッズ、フードが充実している点です。
ここでは、春・夏・秋・冬それぞれのシーズンに登場する注目ポイントをまとめてご紹介します。
“いつ行くか”を決める大きな判断材料になるはずです。
・春:イースター・春色ファッション・卒園卒業向けの記念企画
3月〜5月のディズニーでは、「イースターイベント」や「桜モチーフのグッズ・装飾」が展開されます。
春限定パレードには、うさ耳キャラクターや春色コスチュームが登場し、写真映えスポットが随所に設けられます。
また、卒園・卒業を記念した「メモリアルグッズ」や、「名入れ対応アイテム」も期間限定で販売される点に注目です。
グルメ面では、いちご・さくら味のスイーツやドリンクが充実し、女性人気が高い時期でもあります。
・夏:びしょ濡れ系ショー・冷感メニュー・サマーデザイングッズ
7月〜8月は「サマー・クールオフ」が開催され、涼しさ×エンタメを両立したイベントが展開されます。
毎年人気のTシャツや冷却グッズ(扇子・ネッククーラー・ミストスプレー)は実用性とデザイン性を兼ねており、早期売り切れが予想されます。
フード面では、レモンやスパイスを使った「辛冷」系メニュー、かき氷・フロートなど“ひんやり系”が豊富です。
また、子ども用の防水ファッション(ポンチョ・ラッシュガード風アイテム)もトレンド化しています。
・秋:ハロウィーン仮装ルール・限定ヴィランズグッズ
9月〜10月のハロウィーンシーズンは、全パークが“仮装OK”に変わる特別期間です。
ランドではフル仮装パレード、シーではヴィランズショーが中心となり、大人も楽しめるイベントとなっています。
ディズニー・ヴィランズをモチーフにしたグッズ(バッグ・アクセ・マグカップなど)は、コレクターにも人気です。
グルメでは「黒×紫」など怪しげなカラーリングの限定スイーツが登場し、見た目からも“ハロウィーン気分”を満喫できます。
・冬:夜景ショー・クリスマスギフト・温感系フード
11月〜12月のクリスマスイベントでは、イルミネーションと音楽が織りなすナイトショーが魅力です。
パーク全体が“光”で包まれるような演出に加えて、キャラクターたちのクリスマス衣装も見どころの一つです。
ギフト需要が高まるこの時期は、クリスマス限定ラッピンググッズ・オーナメント・ぬいぐるみが豊富に展開されます。
また、ホットチョコレート、グラタン風スナック、シチューパンなど、体の内側から温まるフードが人気を集めます。
ファミリーに最適な月別“混雑回避×満足度重視”カレンダー
「空いている時期に、しっかり楽しみたい」――これは子連れディズニーを計画するご家庭にとって、最も切実な願いかもしれません。
ここでは、混雑を避けつつ、季節感やイベントの魅力も味わえる月を、家族構成や年齢別に分析しご紹介します。
あわせて、イベントの“空白期”や施設の休止情報にも注目し、後悔しない時期選びをサポートします。
・月ごとの来園タイプ(平日型・土日型・連休型)
月 | 来園スタイル | 理由 |
3〜4月 | 平日型 | 学生は春休み後/平日が狙い目 |
5月 | 連休型 | GW中は混雑、それ以降は安定 |
6月 | 平日型 | 梅雨で空きやすい/屋内活用が鍵 |
7〜8月 | 土日型 | 夏休み突入/遠方組が増加 |
9月 | 平日型 | 仮装解禁もあり、早めの平日が最適 |
10月 | 土日型 | ハロウィーン本番/日曜がやや狙い目 |
11月 | 平日型 | 中旬〜下旬にかけて空きやすい |
12月 | 連休型 | クリスマス週末は混雑必至 |
1〜2月 | 平日型 | 気温は寒いが空いていて快適 |
・子どもの学年別:未就学児/小学生/中高生別のおすすめ月
- 未就学児:6月・1月・2月(空いている・昼間中心)
- 小学生:5月・9月(学期始め・土日連携で短期旅行向き)
- 中高生:春休み(3月)・夏休み(7月下旬〜8月)
学校の行事や定期テストと重ならない時期を選ぶのがポイントです。
・TDR公式の休止情報とイベント非実施時期の注意
アトラクションのメンテナンスや演出の切り替えタイミングでは、一部の人気施設が運休となることがあります。
例えば:
- 2月・6月:ショー・パレードの切り替え月 → 一時的に非開催あり
- 1月:設備点検が集中 → 水演出系アトラクションに注意
公式サイトの「運営カレンダー」は必ず直前に確認しましょう。
・「ここを避ければOK」な混雑トラップ回避術
どんなに準備しても、思わぬ混雑に巻き込まれる“トラップ”があります。
- 祝前日×気温20度以上:レジャー客がさっ到しやすい
- 新イベント初日:パークファン・メディアが集中
- 地域振替休日:首都圏外からの団体来園が増える
避けたい場合は「イベント2週目の平日」「開始10日後の日曜午前中」などを狙うと、比較的落ち着いた雰囲気で楽しめます。
まとめ|“わが家のタイミング”で選ぶTDRイベント活用術
ディズニーリゾートには1年を通して魅力的なイベントが目白押しですが、「いつ行くか」こそが、満足度の大部分を左右します。
この記事では、2025年〜2026年の年間イベントスケジュールと、それぞれの季節に合わせた楽しみ方を解説してきました。
家族構成や旅行スタイルによってベストな時期は異なるため、“わが家だけの最適プラン”を見つけることが大切です。
・ランド派・シー派・両方派で分けた年内最適プラン
- ランド派:4月(春パレード)/10月(ハロウィーン)/1月(和装演出)
- シー派:7月(サマーショー)/11月(夜景クリスマス)
- 両方派:5月中旬/9月下旬/12月前半(宿泊型で効率重視)
「一度に全部体験したい」という方には、2デーパスやディズニーホテル宿泊を活用した“滞在型ディズニー”が最適です。
・滞在型 vs 日帰り型の月別メリット・デメリット
型 | おすすめ月 | メリット | 注意点 |
滞在型 | 春/秋 | 両パーク攻略・夜演出まで堪能 | 宿泊費が高騰する時期あり |
日帰り型 | 6月/1月 | 空いていて移動しやすい | 施設休止・天候変動に注意 |
・次に読みたい:TDRホテル選び/アプリ予約/キャンセル待ち戦略
時期が決まったら、次は「どのホテルに泊まるか」「どんなアプリ機能を使うか」が成功のカギとなります。
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時期 | イベント | おすすめタイプ |
3〜5月 | 春祭・イースター | 日帰り/平日型 |
6月 | 雨対策演出 | 未就学児連れ/空き狙い |
7〜8月 | サマー・クールオフ | 涼体験×水演出/宿泊型 |
9〜10月 | ハロウィーン | 仮装・夜演出狙い |
11〜12月 | クリスマス | イルミネーション・プレゼント |
1〜2月 | 正月/バレンタイン | グッズ狙い/空いていて快適 |
“いつ行くか”を決めるだけで、家族のディズニー体験は数倍楽しくなります。