4歳のディズニーランド、回れる順番はこれ!全アトラクション制覇ルート

おすすめルートと時間の使い方

前提の整理:4歳とアトラクションを回り切るには?

4歳の子どもと一緒にディズニーランドをすべて回り切るために、まず押さえておくべきは「無理のない選択と順番」です。

すべてのアトラクションに乗るには、大人と同じ行動力は求められません。4歳にとっての“全制覇”とは、怖がらず・疲れすぎず・楽しく最後まで過ごせる構成を意味します。

  1. 4歳が乗れないアトラクションはある?
    1. 怖がらずに楽しめるアトラクションの特徴とは?
    2. 4歳と回る際の“疲れ防止”の工夫
    3. “全アトラクション制覇”の定義を変えると、成功しやすくなる
  2. 2. 朝(開園〜10:30):乗りやすく、並ばないルートからスタート
    1. 朝イチで狙うべきアトラクション(順番優先)
    2. なぜ「左回り」ルートがベストなのか?
    3. この時間帯の親の役割分担と動き方
    4. 朝の目標:3つ乗れたら合格、それ以上は“ボーナス”
  3. 3. 昼(11:00〜14:00):休憩と昼食を挟みつつ、屋内アトラクションを狙う
    1. 11:00〜12:00:短時間アトラクション or パス使用で効率よく回収
    2. 12:00〜13:00:昼食はピークを避けて少し早めに
    3. 13:00〜14:00:屋内アトラクション中心に“涼しく回復”
    4. この時間帯の目標:1〜2個の屋内系+休憩+昼食
  4. 4. 午後(14:00〜17:00):トゥーン&ファンタジーをまとめて制覇
    1. 14:00〜15:30:トゥーンタウンで遊びながら制覇
    2. 15:30〜17:00:ファンタジーランドの定番を一気に
    3. 「疲れてきた」の合図を見逃さない
    4. 午後の目標:トゥーン+ファンタジーで5〜7個制覇
  5. 5. 夜(17:00〜閉園):最後まで楽しむ夜のやさしい回り方
    1. 17:00〜18:00:軽食 or おやつで体力を回復
    2. 18:00〜19:30:空いてきたアトラクションで“振り返り回収”
    3. 19:30〜閉園:帰る準備と、最後のひとつ
  6. まとめ:4歳とのディズニーランド、全アトラクションを“楽しんで回る”という成功体験
    1. 📝記事内容の簡易表:時間別ルート一覧

4歳が乗れないアトラクションはある?

  • 身長制限あり:スプラッシュ・マウンテン(102cm)、スペース・マウンテン(102cm)、ビッグサンダー・マウンテン(102cm)など
  • 乗れるが注意:ホーンテッドマンション、ピノキオの冒険旅行、白雪姫と七人のこびとなど“怖がり要素”がある

→ 身長制限が未満のものは、交代利用(チャイルドスイッチ)で対応
→ 怖さへの耐性は個人差が大きいため、事前に映像などで雰囲気を見せておく

怖がらずに楽しめるアトラクションの特徴とは?

  • 外の景色が見える(安心感)
  • 動きが緩やか・ゆったりしている
  • キャラクターや音楽が親しみやすい
  • 「遊園地の乗り物」というよりも「お話を体験する」印象

例えば「イッツ・ア・スモールワールド」「空飛ぶダンボ」「キャッスルカルーセル」などは、初ディズニーでも子どもが“自ら乗りたくなる”安心系アトラクションです。

4歳と回る際の“疲れ防止”の工夫

  • 「午前中に人気・長時間系」「午後に回転率高い小型系」が基本戦略
  • ベビーカー持参 or パーク内レンタルを推奨(とくに閉園近くは必須)
  • 2〜3時間に1回、しっかり休憩。冷房エリアや日陰を優先

子どもが疲れた時点でアトラクション計画は崩れるため、元気な時間帯を計算して「乗りたい順」ではなく「乗れるうちに人気どころを消化する」順番が最適です。

“全アトラクション制覇”の定義を変えると、成功しやすくなる

大人が考える「制覇」と、4歳の子が満足する「制覇」は、そもそも違います。

“子どもが楽しかったと言えるアトラクションで、結果的に全てを回れた”という構成こそが、未就学児連れのディズニー成功ルートです。

次章からは、具体的に「どの順番で」「何に」「いつ乗るか」を、時間帯ごとに解説していきます。

2. 朝(開園〜10:30):乗りやすく、並ばないルートからスタート

混雑日でも“朝の90分”は唯一の“待ち時間が短くて動ける時間帯”です。

4歳児連れなら、この時間帯に「疲れる前に人気アトラクションを回収」し、「休憩のタイミングまで逆算して組む」ことが最大のポイントです。

朝イチで狙うべきアトラクション(順番優先)

  1. ウエスタンリバー鉄道(移動しながら景色で気分を上げる)
  2. ジャングルクルーズ(音・動きありつつも安心系)
  3. カヌー探検 or トムソーヤ島いかだ(午前中は空いていて体験型がしやすい)

この3つはすべて「アドベンチャーランド〜クリッターカントリー」に集まっているため、移動ロスなく“左回り”で攻略が可能です。

なぜ「左回り」ルートがベストなのか?

  • 右回り(トゥモローランド)に行くゲストが多く、朝は逆方向が空いている
  • 自然・動物など「やさしい世界観」で朝の気分に合いやすい
  • 4歳児が怖がるアトラクションが少ないエリア構成

“混雑を避けながら、子どもが慣れるまでの時間稼ぎにもなる”のが最大の利点です。

この時間帯の親の役割分担と動き方

  • パパがスタンバイパス取得係(アプリ操作)、ママが子どもと一緒に移動がスムーズ
  • ベビーカーを使う場合は「停めやすい位置に先回り」も考慮
  • 1つのアトラクションの後に5分休憩を入れるだけで疲労感は半減

朝の目標:3つ乗れたら合格、それ以上は“ボーナス”

混雑日であっても、この90分間は「並ばずに乗れる黄金タイム」です。

4歳の体力や集中力を考えると、この段階で無理をせず「まず3つクリア」を目標にすると、1日がうまく回ります。

これで子どもにとっても「楽しいものがいっぱいある」という実感が育ち、後半に向けて“前向きな気持ち”が続きます。

3. 昼(11:00〜14:00):休憩と昼食を挟みつつ、屋内アトラクションを狙う

11時を過ぎると、パーク内は一気に混雑します。

4歳児連れにとってこの時間帯は、「並ばない」「屋内で休める」「食事でエネルギー回復」が主軸になります。

11:00〜12:00:短時間アトラクション or パス使用で効率よく回収

  • イッツ・ア・スモールワールド(回転率◎・空いてる可能性あり)
  • ホーンテッドマンション(暗いが“怖がらないタイプ”なら挑戦)
  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(スタンバイパスが取れていればこの時間に)

アプリでリアルタイム待ち時間を確認しながら、「15分以内で乗れるか?」を判断基準にしましょう。

12:00〜13:00:昼食はピークを避けて少し早めに

  • おすすめは11:30までに食事スタート or 13:00以降にずらす
  • 予約なしで入りやすい店:プラザパビリオン・レストラン/トゥモローランド・テラス
  • 4歳児には「見た目が楽しい」「音が静か」な食空間が好印象

食事中は「次どこに行く?」と作戦会議をしておくと、子どもも楽しみに待てます。

13:00〜14:00:屋内アトラクション中心に“涼しく回復”

  • スターツアーズ(乗れる子なら、揺れありのSF体験)
  • シアター系 or パレード休憩で体力調整
  • 暑い日はショッピングエリアで一時避難も有効

この時間帯は“疲れを溜めずに時間を使う”という気持ちで回るのがベストです。

この時間帯の目標:1〜2個の屋内系+休憩+昼食

この3時間でアトラクションを大量に回るのではなく、「楽しい記憶の質を保ったまま、午後に向けてペースを落とす」ことが最重要です。

午後からの行動に備え、親子ともに“ひと呼吸おける時間帯”として使ってください。

4. 午後(14:00〜17:00):トゥーン&ファンタジーをまとめて制覇

午後は体力的にも集中力的にも落ちやすい時間帯。

そんな中でも“回転率の高い”“子ども向けアトラクションが集中している”トゥーンタウンとファンタジーランドを一気に回収することで、最後の追い込みが楽になります。

14:00〜15:30:トゥーンタウンで遊びながら制覇

  • ロジャーラビットのカートゥーンスピン
  • グーフィーのペイント&プレイハウス
  • ミニーの家・ミッキーの家(グリーティングなしで見学だけでもOK)
  • ガジェットのゴーコースター(90cm以上・絶叫NGならスキップ可)

トゥーンタウンは「歩いて楽しい・写真が撮れる・待ち時間が短い」三拍子が揃ったゾーン。4歳児との相性が非常に良いです。

15:30〜17:00:ファンタジーランドの定番を一気に

  • キャッスルカルーセル(メリーゴーラウンド)
  • 空飛ぶダンボ
  • アリスのティーパーティー(ぐるぐる系)
  • ピノキオ/白雪姫(少し怖さがあるため、様子を見て判断)

この時間はショー・パレードの裏時間を狙うと、待ち時間が短くなります。

「疲れてきた」の合図を見逃さない

  • ベビーカーで寝てしまったら、大人交代でアトラクションを楽しむ
  • 無理に起こして予定通りに動こうとせず、「満足度」を優先
  • 17時前後には休憩&夕方おやつで次のエネルギーを蓄える

午後の目標:トゥーン+ファンタジーで5〜7個制覇

この時間に「小さくて楽しい」系アトラクションを数多く回ると、“今日たくさん乗った”という達成感が親子ともに強まります。

次はいよいよ、夜のゴールタイムへと進みます。

5. 夜(17:00〜閉園):最後まで楽しむ夜のやさしい回り方

4歳とのディズニーランド、夜の過ごし方で「1日の満足度」が決まります。

閉園まで目指す場合でも、夕方からは“無理せず穏やかに過ごす時間”へとシフトしていくのがポイントです。

17:00〜18:00:軽食 or おやつで体力を回復

  • おすすめ:スウィートハート・カフェ/グレートアメリカン・ワッフルカンパニー
  • 甘いものでテンションを維持しつつ、動線近くで休憩
  • パレード観賞希望なら、場所取りタイムに入る

夕食は「本格的に食べる」よりも「空腹を避けてテンションを保つ」ことを優先しましょう。

18:00〜19:30:空いてきたアトラクションで“振り返り回収”

  • スモールワールド/キャッスルカルーセル/ダンボなど、もう一度乗りたいものを再体験
  • ミッキーのフィルハーマジックなど、シアター系で座って観られるものもおすすめ
  • この時間は空いてくるアトラクションが多く、“ラストボーナスタイム”です

19:30〜閉園:帰る準備と、最後のひとつ

  • おみやげ購入は20:00前が理想(閉園間際は激混雑)
  • ワールドバザールの光のアーケードで記念撮影
  • 最後のアトラクションは子どもが「また乗りたい!」と言ったものを選ぶと、1日が感動的に終わる

夜に「これ楽しかったね」と言い合える体験で1日を締めくくれれば、それが家族ディズニーの成功です。

まとめ:4歳とのディズニーランド、全アトラクションを“楽しんで回る”という成功体験

4歳の子どもと東京ディズニーランドを回る際に大切なのは、「全部回る」よりも「全部楽しめたね」と思える構成です。

パパ・ママの心構え、順番の設計、休憩のタイミング、アプリの使い方。すべてが噛み合えば、未就学児でもしっかりと「今日、たくさん遊べたね!」と実感できます。

この記事で提案したルートは、感情ではなく構造で子どもに寄り添いながら、大人の達成感も満たす“家族型ディズニー”の代表例です。

最後まで笑顔でいられること。それが何よりの「全制覇」です。


📝記事内容の簡易表:時間別ルート一覧

時間帯 行動内容(子ども目線)
8:30〜10:30 鉄道・ジャングル・カヌーでのんびり出発
11:00〜14:00 スモールワールド・バズなど屋内系+お昼
14:00〜17:00 トゥーンタウンとファンタジーランドを一気に制覇
17:00〜閉園 再体験・軽食・パレード or 最後の1本

4歳でも、工夫すればここまで回れる。 この記事が、その安心と希望につながれば幸いです。