フリースキー用語と基本的なジャンプ用語一覧

フリースキーに興味が出たらまずは海外や日本のプロのライダーの動画配信やDVDを見て勉強をすると思います。

動画で使われたりする単語が独特のフレーズで、やっている人たちにとっては当たり前だけど、はじめての人にとっては聞きなれない単語もありますので基本的なフリースキーの用語をまとめてみました。

フリースキー用語がわかれば動画配信やオリンピックなどのテレビを見ていてもより楽しめます。トリック名を知ればスロープスタイルは新しいスポーツですのでテレビの解説者も詳しく実況しててより楽しくみることができます。

フリースキー仲間ができれば、勉強というより会話していれば楽しんで自然に覚えます。フリースキーにはさまざまな用語がありますが、覚えておけば人の会話が理解しやすくなります。

目次

天候に使われるフリースキー用語

ピーカン

雲一つない快晴

ガスってる

霧や雲で見えない状態

ホワイトアウト

霧や吹雪で目の前が真っ白になる現象。方向感覚がわからなくなるといいますが、実際に体験すると自分が一歩も進まずただ立っているだけなのにいつの間にか転んで、転んだことにも気づかずこれマジでヤバいと感じる状態になります。

フラットライト

日差しが一つもない曇り。雪のデコボコの影がなくゆっくり滑らないと危険。

 

雪面に使われるフリースキー用語

ゲレンデ

スキー場のこと

ピステン

圧雪車のこと

ピステンが入る

圧雪車が入って整地されること

ピステンバーン

圧雪車で整備された斜面

ピステ

圧雪された斜面

グルーミングバーンとも呼ばれます。

オフピステ

圧雪されていない斜面

ウラ、バックカントリーとも呼ばれます。

ドカ雪

一晩にどっさり降り積もった雪

湿雪

べたべたな雪

シャバってる

水気が多くシャバシャバになってる雪面

パウダー

ふかふかの雪のこと。まるでホイップクリームの上を滑る感覚なので中毒者が多いです。

ノートラック

誰も滑った跡がないこと

アイスバーン

カチカチに凍ってる斜面。アイスバーンのってしまうとエッジが立たないので、滑って転倒してヒザのじん帯をやる人が多いです。

 

板に使われるフリースキー用語

ツインチップ

ノーズとテールが同じように上に沿っている形状の板。後ろも上向きになっているので後ろ向きで滑ることができ、グラトリやジャンプで回転がしやすい板のこと。

ノーズ

板の先端

テール

板の後ろ

ニア

板のノーズorテールとセンターの中間をグラブするときに使う単語

チップ

板の一番先端

サイドカーブ

板のくびれ

ラディウス

板の能力。フリーランで小回りをメインにしたい場合はラディウスが15メートル以下、大回りメインは15メートル 以上の板が理想とされてます。

ドセンター(ドセン)

スキー板のど真ん中

エッジ

板の両横についている金属の刃。エッジを効かせるとはエッジを立てて雪面に食い込ませること。ジブで遊ぶならエッジは一瞬で溶けますので捨て板を使いましょう。

逆エッジ

エッジが利かせようとした側の反対のエッジが雪面に食い込むこと。谷側のエッジ。突然意図せずつんのめるので転倒してしまいます。フリースキーでは逆エッジにならないようにエッジ操作を自在にできることが大切です。

ビンディング

板とブーツを固定する金具のこと。通常は転倒時に足をひねらないように無理な力が加わると外れるようになっていますが、フリースキーではかなり圧がかかって遊ぶことが多いので簡単に外れないように解放値を高くします。

解放値

転倒時に無理な力が加わると時の板とブーツの外れやすさを決める値。ビンディングの種類によって締め付け具合が変わります。たとえばフリースキー初心者が解放値15のものは必要ありません。自分の感覚ではなく、きちんとショップ等で専門の人に相談して決めましょう。

ブレーキ

ビンディングのかかと部についている雪面に刺さる金具。ブレーキがないと板が外れたときどこまでも下に流れていきます。

フレックス

板やブーツの柔らかさのこと

ポール

通常ストックと呼ばれます。主に体のバランスを維持するために使います。アルミ製とカーボン製がありますが、フリースキーではアルミ製がおすすめです。

ノーポール

ストックを持たないこと。ジャンプして空中でバランスがとりやすいです。相当滑りが上手じゃないとカッコよく見えないのが玉にキズ。

 

キッカーまわりでよく使われるフリースキー用語

キッカー

ジャンプ台のこと。形状によって名称が変わる。小さなものから大きなものまでジャンプできる台のこと。

リップ

ジャンプ台の最先端。ジャンプをするなら、ジャンプで飛び出す時にピッタリとリップで踏み切ることが大前提です。

サッツ

踏み切ること

タック

ジャンプした後、ヒザをおなかに付けるようにひきつける動作。空中で安定します。空中でタックが入ってると端から見ると初心者レベルを明らかに超えてるように見えます。

早がけ

キッカーでジャンプするとき、リップの真上で踏み切るより早いタイミングでトリックをかけてしまうこと。エッジがひっかかって危ない。

まくられる

キッカーでジャンプするとき後傾になって板が先に走り、体が置いてかれる状態。なめてるときによくなります。どんな時も腰を落としスネをブーツに圧をかけている基本姿勢が大事です。

ギャバる

キッカーでジャンプしたとき空中でバランスを崩したとき、本能で必死にもがく状態。飛びすぎたときによくギャバります。

ランディング

キッカーの着地する斜面のこと。中間に落ちるとちょうど衝撃がほどよく気持ちいいです。

チャクる

着地すること

テーブル

キッカーの背の平らなところ。

デコ

キッカーのテーブルとランディングの変わり目のカド、くの字になったところ。

テーブル落ち

キッカーのテーブルに落ちること。スピードが足りないことが原因。最悪かかとを骨折します。

フラット落ち

ランディングを飛び越して平地に落ちること。最悪全身のどこかは骨折します。事前のチェックジャンプを怠ったハイになってる初心者に多いです。多少慣れてきても、春スキーで14時を過ぎたらシャバ雪が凍って板が走り出すので飛び過ぎに気をつけてほしいです。

メロウ

ゆっくりとした動き。チャカチャカと素早くトリックをかけるより、ゆっくり雄大に飛んでいる方が明らかにかっこいいです。

ナチュラル

利き回りのこと。ジャンプして後ろを向いてください。意識せず自然と回った方のこと。

アンナチュラル

利き回りと反対の回りをすること。難しいので競技では点数が高いです。

後傾

身体の重心が後ろになった姿勢。スネとブーツの間に隙間ができてスキー板をコントロールするのが難しい状態です。怖いときによくなります。

スネキチ

スネがブーツに当たって痛いこと。ブーツにスネを当てすぎてブーツがはけないくらい痛い。

リカバリー

転倒しそうになった状態を立て直すこと。

デラガケ

がたがたになったキッカーのリップやランディングを雪で埋めてから、板を横にしてスライドさせて整地すること。一生懸命デラガケしても感謝されずに勝手に後ろから飛ばれることがありますので無心になることが大切です。自分がクラッシュしたときに後ろに誰もいないことを確認してからデラガケすると親切です。

 

基本トリックで使われるフリースキー用語

棒ジャン

ストレートジャンプのこと

フェイキー

後ろ向きで滑ること。スイッチと同じ意味。

スイッチ

後ろ向きで滑ること。

グラトリ

グラウンドトリックの略で地形でトリックをすること

フリップ

縦回転のジャンプ

 

フリースタイル業界の独特な表現

スケボースノボーなどのフリースタイル業界の人は自然と使っています。

トリック

技のこと

スキル

技の熟練度

スタイル

個人の持つ型のこと

メイク

トリックをキメること。

 

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