【フリースキー】 プロテクターはケガのリスクを減らしてくれる必須アイテム

プロテクターはフリースキー初心者にとって最高のアイテムです!

自分だけはケガをしないだろうと思っていませんか?

フリースキーではグラトリ中に逆エッジで転んだり、スイッチ中に転倒して骨盤やお尻を打つことが本当に多々あります。

私の場合はお尻周りのプロテクターが必須です。一回ですべての部位用のプロテクターをそろえるには勇気がいるかもしれませんが、一つおすすめをするとしたらおしりプロテクターです。ぜひご検討ください。転んでも痛くないのは最高です。

プロテクターをつけることで転んでも痛くない=楽しい!

フリースキーをはじめるならプロテクターは絶対に付けるべき必須アイテムです。ころんでも痛くない!ということが、思い切って技の練習ができるようになるからです。実際に転ぶ恐怖で委縮しては、体の使い方がわからないままだといつまでもトリックができるようになりません。プロテクターをすることによって転んでも痛くないことは、技の練習に集中できるようになり上達には大きなメリットとなります。

目次

プロテクターのおかげで転んでも痛くない!楽しい!お尻は絶対ガード!

フリースキーで特にありがちなのが、しりもちです。凍ったアイスバーンにしりもちをつくと、尾てい骨やお尻の肉にかなり強い衝撃が来ます。不意に転んでまともにくらったら、生身だとしばらく動けないくらい痛いです。また運悪くビンディングに当たってしまうとこれもまた強烈に痛い。

多少ごわつきますが、お尻パッドがあれば打ってもかなり痛くなくなるので装備した方が良いです。思いきり練習できるようになるので必須アイテム。お尻パッドにはヒザパッドもついた「ロングタイプ」もあります。「ロングタイプ」はお尻、ヒザをバラバラに装着する必要がなく、一枚のタイツ代わりにもなります。転んで打った部分というのは全体重が乗っかった衝撃ですので、快適さよりもしっかりと厚みのあるものを選びたいです。

上半身のプロテクターは装備した方がよく特に練習初めのころは全身にプロテクターを付けていた方が良いです。フリースキーをしていると転ぶ回数が多くなるからです。思わぬ方向に転んで通常では考えていなかったところを打つのが普通です。

プロテクターは一見かっこ悪いと思ってしまうかもしれませんが、ケガをした時点でそのシーズンは終わってしまいます。仕事もできなくなってしまうかもしれません。あくまで絶対にケガをせず安全に楽しむことが大切です。動きやすさを求めるのは、うまくなってからで十分です。

私の場合は、最初プロテクターは高いし必要ないと考えていました。しかし。

普段スキーを滑るときは胸ポケットにスマホをいれていました。ある時、キッカーで360の練習で着地で転んで胸から転倒してしまいました。すると肋骨に鋭い痛みがはしり、呼吸ができなくなり病院へ行きました。結果は肋骨の骨折。咳どころか笑うことさえ痛くてつらい日が夏まで続きました。

私自身この経験から初めから初心者こそヘルメットにプロテクターで完全防護が確実に良いと考えるようになりました。けがをする個所はたいてい生身のところです。

プロテクターは初心者こそがつけるべき

キッカーでクラッシュして雪しぶき

 

フリースキーは体全体を使ったトリックが多いので、はっきり申し上げますとケガのリスクがとても高いです。

10代までは体が軽く柔らかいので新技にゴン攻めで行けますが、30代以上の中年は実際に重くてもろいのでリスクヘッジをしっかりしなくてはいけません。新しくフリースキーをはじめたのにケガでシーズンを不意にしないかつ仕事にも影響させないためにもプロテクターは必須です。

新技にチャレンジするときと慣れてきた時に限界点がわからないので、やんちゃしてケガをすることが非常に多いです。天候や雪質の時期時間での変化、合流地点で人とぶつかってしまうなどイレギュラーはいくらでもあります。スピードが出ている中でのクラッシュは常に危険ですので転び方を覚えることはもちろん生身でいないことが大切です。プロテクターは窮屈かもしれませんが実際かなりの確率でケガを防ぐことができます。上級者だけのものではなく、初心者こそが身を守るためのプロテクターを身につけるべきです。

私は最初の頃上手な人にヘルメットやプロテクターは邪魔だから必要ないよと言われましたが、実際は180で頭をよくうちグラトリで逆エッジざんまいで痛い思いをしたので、これからフリースキーをはじめる人にケガをする前にもしもの時のためにプロテクターをおすすめしたいです。

自分のよくぶつける場所はプロテクターを補強する!

ス自分が転ぶ経験から自身はどこを打ちやすいかわかっている場合、プロテクターに100均で売ってるテレビ用の衝撃吸収材などを張って合わせてお手製のものにしたらさらに防御力が上がります。私は必ずヘルメットの後頭部内部に衝撃吸収材を接着剤で貼ってます。

キーのプロテクターは、上半身、下半身で着れるタイプの物と、部位ごとにお尻・ヒジ・ヒザ・手首等の専用のタイプがあります。選ぶときのコツですが、必ず試着してか購入するようにしましょう。いつの間にかズレていざ転んだ時その場にクッションがなくて生身だったことを経験してきたので、ゆるゆるのものより少しタイトなものが良いです。

上半身ならインナーに長袖の上から付けるのでサイズ選びが難しいので、近くに専門店がなくネットで買うしかない場合はしょうがないですが、なるべくは店頭で試着してから購入しましょう。着心地や動かしやすさも自分の感覚が大事です。

パターン別?スキーでよく起こるケガ

ハイシーズンはバーンが固いので打撲、春スキーでは緩んだ雪にひっかかってりひねるケガが多いです。上記のプロテクターをしてもどうしても手薄になる部位もありますので、あらかじめどういうケガをするか把握しておくことは自分の身を守るために大事です。

手首

ストックを持っている場合、握っている指をバーンに打ち付けて打撲、持ってかれた場合手首をひねる。ノーポールの場合、転倒するとき手を先について痛めることが最も多いです。またノーポールは転倒したとき肩からついて鎖骨の骨折、胸のあたりの肋骨の骨折があります。

肋骨

キッカーで着地時に逆エッジで転び胸を打ち付けてしまうことで肋骨を骨折することがあります。私の場合、ランディング時に逆エッジで吹っ飛び胸を打った際、胸のポケットに入れてあったiPhoneが刺さり肋骨を骨折したことがあります。ズボンのポケットにある車のカギが刺さって痛かったこともありますので、フリースキーをするときはなるべくモノを持たないことです。ちなみに骨にヒビが入ったらヒビでも骨折とみなされるので、骨折の保険に入っていたらしっかり保険がおります。シーズン前に骨折の特約は付けておきましょう!(大事です、これが言いたかった)

ヒザ

転倒してしまった時に、ヒザをひねってじん帯損傷してしまうことがあります。フリーランで高速滑走しているときだけではありません。逆エッジであったり、アイスバーンに乗って予期せぬ転倒だったりと覚悟する前に転倒した場合姿勢が崩れて足がもつれてひねってしまうときにヒザのケガが起こります。

頭とお尻は必須!不意に転んだときの痛恨の一撃を避けよう

フリースキーでは全身で動いて、不意に転んでしまうのでヘルメットと背中とお尻のプロテクターが必要です。

スキーで転倒して起こるケガの一番はヒザをひねる、頭を打つです。そんなケガのリスクを激的に下げる転び方があります。それは転ぶと感じた瞬間に手と足を天に突き出すという方法です。これを意識することで板が外れなくてじん帯をやってしまう、手をついて捻挫してしまうといったケガを私は一度もしたことはありません。

しかし、転び方を知ったとしてもケガのリスクはあります。そのため、絶対ということではなく自分の感覚でしか申し上げられないのですが、まず180で後頭部・スイッチのフリーランでお尻・グラトリの逆エッジでみぞおち二の腕や骨盤回りを強く打ってしまうことがありますので私の場合はお尻周りのプロテクターが必須です。一回ですべてをそろえるには勇気がいるかもしれませんので、一つおすすめするとしたらヘルメットとおしりプロテクターです。逆エッジで転倒するときは頭と体のどこかを強打します。ご自身がどこをよく打つかを経験したらぜひ身に付けて自分を守ってください。

フリースキーをするなら絶対ケガせず安全に楽しむ

ケガをしてしまっては高齢になるほど取り返しがつきません。

自分の身を守るためにも人とぶつからないことを絶対守る・ヘルメットをかぶる・プロテクターを身につける。自分と自分の周りの方々のためにも絶対ケガせず安全に楽しみましょう。

 

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